第4回福島県ダンススポーツ連盟 技術認定会【動画審査】レポート
福島県ダンススポーツ連盟所属の皆さん、いつもお世話になっています。技術認定会担当の 古川勲 です。先日の12月13日(日)福島県青少年会館にて、福島県ダンススポーツ連盟主催による、第4回技術認定会を動画審査により行いました。これは11/1~11/30までに申し込み提出されたダンス動画の審査です。
今回の技術認定会はコロナ感染防止対策として、受験者が自分の受験クラスの動画を録画・提出し、それを審査する【動画判定方式】を採用しました。技術認定員4名にとって初めての【動画判定方式】でしたが、各自が担当するカテゴリーをそれぞれの審査項目と評価指標に基づいて、公正で適正な審査と採点をいたしました。
動画審査による技術認定会には多くのメリットがあります。今までの集合受験と違い、いつもの練習場所で、普段の練習気分で緊張することなく踊ることができます。スマホやカメラで簡単に撮影でき、自信のある踊りを提出することで、高い合格率と高評価を期待できます。気軽に受験できることから、全国からのエントリーが可能となり、大きな負担の軽減が図られます。
今回の申し込みは、県内と県外を含め16名様から30件のエントリーをいただきました。県内は県北と相双支部からエントリーがあり、また、県外は栃木県からのエントリーがありました。めでたく30件のエントリーが全て合格の判定となり、嬉しい結果となりました。
エントリークラスは、ラテン種目・スタンダード種目ともに6級から1級まであります。福島県は4回目ということで、毎年受験される方も多く、グレードコースの最上位クラス1級に挑戦する方もいました。技術認定会が受験者の向上心、継続性、練習目標となってきているように感じます。
受験者がエントリーした級に合格すれば、次のステージに向けた新たな目標ができ、ご自身の練習に楽しみと喜びを感じていただけると思います。このような事から、JDSF会員の維持拡大を図るためにも有効なツールとして、県内に幅広く技術認定会を浸透させていきたいと思っています。
普及方法として、初心者向けのダンスサークルの立ち上げや、短期のダンス講座を開催し、その指導の中に技術認定グレードのステップを取り入れることです。初心者でも無理なく基本から学べ、ダンスを続けることで上達を感じられる、そのような楽しみと喜びが生まれていきます。
指導する際は、JDSFの技術認定動画、アマルガメーションを参考に、技術認定各グレードの決められたステップをレベル毎に指導することで、会員の上達も見えてきます。指導する側、指導を受ける側、双方にとって分かりやすい練習内容と思われます。
技術認定制度は、1級のラテンとスタンダードの両方に合格すれば、公認指導員の資格取得の際に、実技を免除できるというメリットがあります。これを活用できる技術認定会は、公認指導員資格取得にも繋がる制度として、今後の普及促進に大きな価値があると思われます。
ご要望があれば、担当講師が各支部へ出向いて技術認定会の周知・広報・レクチャーを含めて
支援をしていきたいと考えておりますので、ご遠慮なくご相談いただければと思います。
来年も技術認定講習会および技術認定会に向けて、会員皆様の更なるご理解とご協力をお願いしまして、今回のご報告と致します。 20年12月14日
技術認定会 実行委員長 古川 勲