11月24日 (日) 郡山市のユラックス熱海・多目的ホールで 『第21回郡山市ダンススポーツ大会』 が開催されました。出場組数は、今年で21回目となる大会最高の212組、総エントリー数もこれまでの3番目に多い338組と記録すべき大会となりました。福島県内の選手は、全体の約4分の1にあたる55組が出場しましたが、関東甲信越から例年の2倍となる117組が出場し、半数以上が東北以外の選手という、これが東北ブロック管内なのかと目を疑うような競技会となりました。
午前の開会式では、選手の入場行進を行わず、開会宣言・チェアパーソンからの諸注意・審判員紹介のあと、審判長からご挨拶をいただきました。午後のスタンダード競技前にセレモニーを行い、長谷川大会会長の挨拶に続き、顧問である増子輝彦参議院議員と勅使河原正之福島県議会議員のご両名から挨拶をいただきました。
この郡山大会は東北ブロックの最終戦です。年度末まであと1ケ月と迫ったなかで、今年度の昇級や持ち級維持などがかかっている方、年度の締めとして参加された方、例年この時期の郡山大会を楽しみにしてくださる方など、様々な思いを持って臨んでくださった大会だと思います。
なかには、パートナーが腕に怪我をされていながらも、ラテン競技に出場されたカップルもいました。A級戦ラテンは、岩手県の佐藤誠・佐藤美喜子組、A級戦スタンダードは新潟県の大学生カップルの阿部正幸・水谷春美組が優勝し、それぞれオナーダンスを踊っていただきました。
また、郡山市長杯オープン戦は、ラテンが茨城県の初見甚・初見智恵子組、スタンダードは大内彰・大内まい組 (川俣ダンスサークル)が優勝しました。毎年、郡山市長杯として立派な優勝カップを贈呈しています。来年もぜひ多くの皆さんがエントリーされ、優勝カップを競って頂きたいと思っています。
郡山大会としては初めて、賞品をトロフィー以外の 『福島会津米』 としたところ、受賞された選手の皆さんから多くの喜びの声が聞かれました。また、全選手にユラックス熱海の入浴割引券(400円→320円)を入れたプログラムを配布しました。 『コンペのあとは館内の温泉でリフレッシュ』 これも郡山大会の良いところなので、大いにアピールし、応援も含め大会参加者を増やしていきたいと考えています。
また、長谷川大会会長からのご発案により、 『合計年齢150歳以上』 の8カップルに特別賞として、 『福島会津米2㎏』 を贈呈しました。 まさに私達が目指す生涯スポーツのモデルともいうべき競技カップルの皆さんです。これからもお元気で、ダンスを楽しみながら競技も続けられるよう、一緒に応援していきたいと思います。
ダンス用品のお店も過去最高の5店舗が出店しました。ドレスや男性用シャツ、小物類やシューズ専門店も加わり、多くの人がショッピングも楽しんでいたようです。最後に、前日からの会場設営や当日の運営を支えてくださった多くのスタッフの皆さん、長時間にわたり丁寧に審査していただいた審判員の皆さま、応援に来てくださった皆さま、選手として大会を大いに盛り上げてくださった皆さまに改めて厚く感謝申し上げます。本当にありがとうございます。選手の皆さん、また来年のお越しをこころよりお待ちしております。
第21回郡山市ダンススポーツ大会
実行委員長 結城 定春